週刊ステラ部 vol.18
やらなくてもいいことを
やる理由
2023.12.01 Fri
宮城 沙希
ビジュ マム [ CENTER 4F ]
普段は札幌ステラプレイス店に勤務している私ですが、全国7店舗展開している別店舗に入る機会が度々あります。
6月に銀座の店舗に入った時のこと。海外のお客様の多さに驚きました。海外の方が、日本でのお買い物を楽しむ姿をまた見られるような日常に戻ったことはとても嬉しいことです。
ですが、すぐに私は頭を抱えることになるのです。英語が話せない私は自分が働く大好きなブランドの魅力をご紹介出来ない。とっても似合っているのにそれすら伝えられない。販売員である役目を全く果たせなかったのです。
そんな時にサポートしてくれたのが、同じブランドの仲間であるスタッフ。独学で話したい言葉を勉強したと言いつつも、私からしてみれば“英語ペラペラ”な彼女。彼女がお客様と英語で会話をし始めた時の、お客様の表情はずっと忘れられません。どこかホッとしたような、それでいて嬉しそうな、喜んでいる姿。その時私は素直にこう思いました。
「もっとたくさんの人を喜ばせられるようになりたい!」
札幌に帰って来てから、すぐに本屋さんへ参考書を買いに行きました。私が最初の一歩に選んだのは中学生で習う英語の学び直し。というのも、学生時代から英語は苦手。一度は耳にしたことがある(?)「大人になってもどうせ使わないし」タイプでした。
社会人が勉強時間を確保するのはそう簡単ではありません。今は便利な世の中で、必要最低限は翻訳アプリを使って伝えたいことを伝え、知りたい言葉を調べられます。裏を返せば、英語の勉強なんて無理してしなくてもいいということ。でも、自分の言葉で目を見て伝えた時、伝わった!とお互いが心開いた時。あの瞬間の嬉しさを体験出来るなら私はやっぱりそっちを見たいと思うんです!
日常にそんな心震える瞬間が一つでも出来たら、きっと楽しい。未来のエンジョイする自分を想像し、年内に英会話教室に通うことを目標に今日もコツコツ英語を学んでいます。
社会人が勉強時間を確保するのはそう簡単ではありません。今は便利な世の中で、必要最低限は翻訳アプリを使って伝えたいことを伝え、知りたい言葉を調べられます。裏を返せば、英語の勉強なんて無理してしなくてもいいということ。でも、自分の言葉で目を見て伝えた時、伝わった!とお互いが心開いた時。あの瞬間の嬉しさを体験出来るなら私はやっぱりそっちを見たいと思うんです!
日常にそんな心震える瞬間が一つでも出来たら、きっと楽しい。未来のエンジョイする自分を想像し、年内に英会話教室に通うことを目標に今日もコツコツ英語を学んでいます。